急に秋が深まってきましたね。過ごしやすいと同時に本当に急に夏から秋になってしまい、そして一日の寒暖差大きく、乾燥もしてきてお肌の乾燥にびっくりしている方もいるのではないでしょうか?
それと同時にかかとの乾燥も気になる時期ですね。
かかとの乾燥は毎年苦労されている方も多いでしょう。
今回はそんなかかとのお手入れのポイントお話します。
まずはなぜかかとがガサガサするのか?
足には皮脂腺がありません。汗腺はたくさんあって汗はかきますが、皮脂腺はないので皮脂(油分)が出る場所がないんです。
皮脂が出ないとゆうことは皮脂膜が形成できないので、水分が保持できない状態で乾燥しやすいのです。
特に冬は空気の乾燥に加え、こたつや暖房など乾燥の要因はたくさんあります。
冬場の乾燥もですが夏場も汗はかくけど、乾燥もしてるなんて方も多いのではないでしょうか?
かかとは体の体重を支えている場所である。人間は2本足で立って歩いています。体重は足にすべてかかってきます。そして足の中でも地面に接している足裏に体重はかかってきます。さらに足裏でもかかとにその多くがかかってきます。靴下を履き、靴を履いて私たちは歩きます。歩く刺激がかかとにかかり、また靴下や靴からの摩擦による刺激も受けています。
油分が少なく乾燥した肌に体重の刺激と摩擦の刺激が加わるためかかとはとても乾燥しガサガサになりやすく角質も厚くなりやすいです。同じ皮膚なのに顔や体などとは厚みが違いますよね?地面からの刺激を受けて皮膚が厚くなっているんです。
じゃあかかとのケアはどうしたらいいのか?
通常は皮膚のターンオーバーで事前に角質がはがれていきますが、加齢や乾燥でターンオーバーが乱れてしまうと、古い角質が蓄積しかかとが分厚くなったり、ひび割れしてきます。
そうなったらただ保湿していてもかかとのガサガサは改善していきません。
古い角質を落として、水分を補給し油分で水分を閉じ込める。
これが大切になってきます。
しかし、古い角質を落とすにも落としすぎは禁物です。
市販の軽石などで角質を落とすと目が粗いので必要以上に角質を落としてしまいヒリヒリしたり、落としすぎで刺激になり逆に角質が厚くなってしまったりします。ガリガリ削るのはやめましょう。
保湿にもポイントがあります。ただクリーム塗るのではありません。
水分を補給して油分です!! クリームを塗っている方は多いです。でもそれだけでは乾燥が良くならないときありませんか?水分が足りていないんです。顔だって化粧水つけて乳液つけて保湿クリーム塗ってとしませんか?足だって同じ肌です(顔の肌とは厚みが違いますが)しっかり水分補給も重要です。
水分補給をして油分で蓋をして乾燥を防ぐ‼これ大切です。
保湿のために寝るときに靴下を履くこともお勧めですが、指先まで靴下に覆われていると寝ている間に汗をかき蒸れや水虫の原因にもなるのでつま先がない靴下がお勧めです。足指は出しましょう。指は特に蒸れやすく水虫になりやすいです。
当店ではケア時に足専用の化粧水、クリーム、オイルを使用して保湿しています。
かかとケア靴下や足専用の化粧品の取り扱いもしていますので是非お試しください。
それでも朝には乾燥してガサガサになってしまうような方は水虫かもしれません。足は指だけでなくかかとでも水虫になります。一度皮膚科で相談されてみるといいと思います。かかと水虫は一見すると乾燥と区別がつきにくいです。水虫であれば治療でガサガサの改善が見込めます。皮膚科で水虫ではないと分かれば、乾燥のためのケアに全力が出せます(笑)
かかとの悩みをいつまでも悩みのまままにせず、改善に向けてフットケアサロンでお手入れしてつい嬉しくなってしまうかかとにしていきましょう。